増改築

リフォーム・リノベーション工事

日本の住宅は、スクラップビルドが繰り返され、住宅の寿命がヨーロッパの半分以下という報告もあります。住宅の長寿命化をはかるため、古い建物でも建て替えずに、構造を補強し、設備を最新のものに替え、機能や性能を向上させて建物を使うリノベーションや、歴史ある駅舎を美術館として再生させたパリのオルセー美術館のように、建物の用途を転換して有効活用するコンバージョンなどの手法が注目されています。

設計建設運営管理解体までの住宅の一生にかかるひようのことを住宅ライフサイクルコスト(LCC)といいます。構造体を長期間使用し、ライフスタイルの変化や設備の老朽化にはリフォームで対応すれば、建て替えするのに比べてLCCをおさえることになり、エコロジー社会へと繋がることにもなります。

当社では、建物の構造体に変更が伴う場合は、有資格者・専門スタッフによる構造検査（耐震診断）を実施しております。構造検査（耐震診断）の結果報告書をもとに、既存家屋の耐震性を損なわないように、適切なリフォームプランを作成しております。また、建築基準法や各種法規に準拠した内容で作成します。

当社では、現場管理には工務部より配属された有資格者である施工管理スタッフが担当しております。施工については、研修・教育を受けた協力業者が行なっております。また、たとえ、構造体に関係ない施工個所であっても、既存家屋の構造上耐震性に悪影響が生じないよう最善の注意を払って施工しております。

耐震改修助成金とは予想される東海地震などの大地震が発生した時の被害を最小限に抑え、人命を守ることを目的として、県と市町村が耐震補強を推進するために工事に対する費用を一部負担してくれるものです。制度の内容はお住いの地域により異なります。助成金の流れを知り、賢い耐震補強工事をしましょう。